Googleスライドにプログレスバーを入れる

Googleスライドにプログレスバーを入れたくなった。調べてみると一応アドオンとして提供されているものもあるが、自由度が欲しいのでGASで作ってみた。横長のテーブルをページ数分だけ列分割し、ページ数に合わせて塗りつぶすという方法をGASで自動化した。

完成図: f:id:cactuaroid:20190227234135p:plain

下準備として、テンプレート用に1つスライドのファイルを作る。もともとある要素は削除し、1つだけ1x1の表を配置しプログレスバーの形にしておく。書式設定でパディングを全部0cmにしたところ高さ0.25cmまで低くできた。 f:id:cactuaroid:20190227233109p:plain

スライドの編集画面のURLを確認し、IDをコピーしておく。 f:id:cactuaroid:20190227233643p:plain

プログレスバーを入れたいスライドのファイルを開き、ツール>スクリプトエディタを開く。以下のコードを貼り付けて、"ENTER YOUR TEMPLATE SLIDE ID"の部分をテンプレートスライドのIDに書き換えて保存する。あとは関数を選択して実行ボタンでOK。

  • insertProgressIndicator関数:2ページ目から最終ページまでプログレスバーを挿入する。
  • removeProgressIndicator関数:insertProgressIndicator関数で挿入したプログレスバーをすべて削除する。


Googleスライド用のGASのリファレンス

https://developers.google.com/apps-script/reference/slides/